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社会人30代で語学留学は遅い?意味がない?実際の体験談を口コミ!

みなさま、こんにちは。
「旅好きアラサー女子の世界一周ブログ」を運営しているziziと申します。

この度、寄稿のご依頼をいただきましたのでありがたく執筆させていただきます!

簡単に自己紹介。
大学時代に女友達と個人手配のアメリカ旅行をしたのがきっかけで旅にどハマり。
社会人になると、休みを見つけては一人であちこち放浪。
もっと自由気ままに長いスパンで旅がしたい!との思いが募り、10年勤めた会社を退職。
そして33歳の時に世界一周。その後、学生の時にやり逃していた語学留学を経験しました。

コロナウィルス流行から早3年。
最近ようやく、語学留学相談件数がコロナ前の水準に戻ってきたそうです。
ただ、留学をするときに気になるのが年齢。

「もう30代だけど、遅すぎじゃないかな?」

「40代で留学する意味ってある?」

確かに、留学って「学生=若者」がするイメージですよね。
社会人になってチャレンジすることに不安を感じている方も多いと思います。

そこで今回は、35歳で語学留学を体験した私が、実際の語学学校の雰囲気やホームステイの様子などをお伝えしたいと思います!
ぜひご参考ください。

著者 zizi
HP 旅好きアラサー女子の世界一周ブログ

社会人の語学留学。滞在先のおすすめは?費用はどのくらい?

語学留学先で真っ先に思い浮かぶのは、

  • アメリカ
  • イギリス
  • カナダ
  • オーストラリア

英語圏だとこの辺りがメジャーです。
費用面で安く抑えたい場合は、フィリピンも人気。

留学を斡旋していただいた会社のスタッフさんと何回か打ち合わせをした結果、私の留学先はオーストラリアのゴールドコーストに決まりました。
オーストラリアはアメリカ・イギリスなどと比較して費用も安く、何と言っても気候が良いのが決め手でした。
ゴールドコーストは晴れの日がなんと年間300日あるんです!ほとんど雨が降らない!
それからサーファーの地としても有名で、美しい海とビーチも魅力的。

学校は平日しかないので、土日は自由時間となります。
土日はフルで観光を楽しみました。
気球に乗ったり、ネイチャーツアーに参加したり、土ボタルを見に行ったり、世界一周中に知り合った友人に会ったり。。
語学留学と行っても勉強だけではないので、観光でも楽しめそうな都市を選ぶのもポイントです。

期間は1ヶ月。費用は2017年当時、授業料とホームステイ代が25万円。
往復航空券、海外保険、現地食費、観光、交通費など全部合わせて40万円弱でした。
(あくまでも6年前の費用なのでご参考まで。)

語学留学時、ホームステイとホテル住まいどっちにする?

語学留学の際、滞在先は

  • ホームステイ
  • ホテル
  • 民泊

などさまざまな形があります。

ホームステイの良いところは、ホストファミリーとの交流、食事の提供がある(提供なしのホストもあります)など。
ホテルの良いところは、1人の時間が持てる、自由なこと。

私は高校生の時、ホームステイの機会がありながら意志の弱さから実行できませんでした。
そのことが社会人になってからもずっ〜と心に引っ掛かっていたんです。
だから、滞在先は迷わずホームステイを選択!

留学斡旋会社に、こちらの希望する条件に合うホスト先を見つけていただきました。

ホームステイ先では怒られたり笑ったり、毎日大忙し!

私のホスト先は、ホストマザーが1人暮らししているプール付きの広々としたお家でした。
といっても、周りの住宅は全てプール付きなのですが!

ホストマザーには一人娘がいて、モデルとして活躍中で当時はアメリカにいるとのことでした。
ご自身はすでに引退されていて、今は留学生に部屋を貸しながら悠々自適な暮らし。
今まで何人もの留学生のお世話をしてきたベテランホストマザーでした。

私の部屋は8畳ほどで、大きなベッドと勉強机、クローゼットも完備。
朝と夜はホストマザーが食事を用意してくれます。
お料理上手で、洋食ばかりでなく和食や中華も作ってくださりありがたかったです。

生活にも慣れてきた頃、いつものようにシャワーを浴びていたところ、ホストマザーがドア越しから大声で何か叫んでいます。

「●●●(私の名前)!シャワーの水使いすぎ!お湯がなくなるじゃない!」

そう、ゴールドコーストは雨がほとんど降らないため、水に関して結構シビア。
シャワーをじゃんじゃん使う私に対してご立腹のようでした。
翌日からは鬼のスピードで済ませるように。
この一件のおかげで、10分で全身、髪を洗う技を習得しました(笑)

また、使用済みタオルを毎日洗濯に出していたのですが

「ここはホテルじゃないのだからタオルは毎日洗えない!」

と一喝。言いたいことはハッキリ物申す大迫力のホストマザー。

郷に入れば郷に従え。
文化の違いなども肌でしっかりと感じながらのホームステイ。

夕食時には今日あった出来事を話します。
私のおぼつかない英語も聞き取ってくれ、文法が間違っていれば訂正。
この言い方のほうが自然、など熱心にアドバイスもくれました。

夕飯後はルームシアターがある部屋に移動して、ワインを飲みながら映画やバラエティー番組を鑑賞。
私でも理解できそうな、わかりやすい作品をチョイスしてくれていました。

そうそう、当時スマホを持参していたのですが、なんとSIMフリーにするのを忘れていたんです。
ホスト先ではWiFiがなかったのでスマホをいじることもできず、初めは絶望しました。
しかしそれが幸と転じて、ホストマザーと会話したり勉強したりする時間に充てられました。

帰国日が迫ってきたある日、バスルームから「ギャー!」という叫び声。
ホストマザーが顔面蒼白でリビングにすっ飛んできました。

「何事ですか!?」と聞けば「スパイダーが出た」と。

恐る恐る2人で覗いてみると、
筋肉隆々の直径20センチはあろうかというムキムキのスパイダー!!

2人して「ギャー!」と叫んだあと、抱き合いながらリビングへ。
そして顔を見合わせて大笑い!

そんな笑あり涙ありの濃厚な1ヶ月でした。

伝えたい気持ちが何より大事と気付かされた語学学校

さて、肝心の語学学校ですが、初級、中級、上級と3段階のレベルがあり、ひとクラス15人ほどでした。
私の担任は、ピンク髪がとびきりチャーミングな女性。

クラスの生徒は日本、韓国、フランス、ブラジル、オーストリアなど実に様々で、ほとんどが20〜24歳でした。
みんな私より10歳以上年下!
ところが日本人は童顔なので彼らには同じ20代だと思われていたようです。
実年齢を言うと、百発百中「信じられない!」と驚かれました。

授業の様子ですが、文法の時間でも先生が一方的に話すことは少なく、クラスメイトと会話しながら進めていくことが多かったです。

私は「喋れるようになりたい」と意気込んでいたものの、いざ話すとなるとやはり恥ずかしい。
もごもごと口籠ってほとんど発言できないことも多く、反省の日々。。

そんな中、クラスの半数を占めていたブラジルの若者たち。
もう文法めちゃくちゃなのに、とにかくしゃべる、先生を茶化す、声がでかい!(笑)

でも、通じるんですよね。
みんな我流のイングリッシュなのに、不思議と会話は成立するんです。

間違いを恐れないブラジリアンの姿を見て、私も徐々に発言する回数が増えました。
伝わるかどうかは「伝えたい気持ちがあるかどうか」なのだと気づいたのでした。

今注目されている「出稼ぎ留学」

オーストラリアでは農家の収穫時期などの繁忙期に、泊まり込みで働くファームジョブも人気です。
日本に比べてダントツに時給がいいですし、一緒に働く仲間もできます。
食事付きで3ヶ月で150万くらい稼げると、当時聞いた記憶があります。

実際に語学学校に通っていた子たちは、ファームジョブをしたり、レストランでバイトしたり、ウーバーイーツなどの配達で稼ぎながら勉強していました。

今、世界中で物価が上昇していますが、諸外国では給料や時給も上昇傾向にあります。
日本で働くより海外で働いたほうがよっぽど稼げる、というわけで「出稼ぎ留学」する方も増えているとのこと。

<週40時間労働した場合の賃金>

・日本 15万
・カナダ 27万
・オーストラリア 30万

オーストラリアは日本の倍稼げるわけでず。
これは出稼ぎしたくなるのも納得ですよね。

この事実は今後ますます注目されるでしょうし、日本以外で働く選択肢も視野に入れながら生きていく時代に突入していると感じます。
補足ですが、日本で働き先を見つけてから渡航するサービスもあるようです。
興味を持たれた方は調べてみてはいかがでしょうか。

社会人30代、40代の語学留学は遅い?意味ない?

冒頭で提示したこの質問。

語学留学自体に何を求めるか、ゴールはなんなのかにもよると思いますが、意味がないことは絶対にない!と言い切れます。

この記事を読んでくださっていると言うことは、語学留学への興味が少なからずあると言うこと。
どんなことでもそうですが、始めるのに「遅い」はないと思います。

留学したら英語が上達するかは努力次第ですが!

「勇気は一瞬、後悔は一生」

私なんてたった1ヶ月の留学でしたが、今思い返しても非常に喜怒哀楽に富んだ濃密な1ヶ月でした。
知らない土地、匂い、文化、景色、食べ物、、、
その国を知るだけでなく、日本のことも客観的に俯瞰的に見れるようになるのもメリットだと感じます。

  • こんな世界があるんだ
  • こんな考えた方があるんだ
  • こんな生き方があるんだ

語学以外のこともたくさん感じて学べた1ヶ月。
35歳での留学でしたが、本当に思い切って実行してよかったと思っています。
社会人で留学を迷われている方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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